「企業ツイッター最前線セミナー 軟式発信を超えて」参加してきました
Category : セミナー・イベント
「企業ツイッター最前線セミナー 軟式発信を超えて」に参加してきました。
【主催】早稲田大学社会システム工学研究所
【共催】株式会社内田洋行
【協力】株式会社ワイズプロジェクト
早稲田大学社会システム工学研究所 吉川漂氏@HyoYoshikawa
最近話題の軟式企業アカウントを中心にお話がありました。
「軟式革命―柔らかな企業発信の可能性と課題」
早稲田大学社会システム工学研究所 吉川漂氏@HyoYoshikawa
最近話題の「軟式アカウント」の本の著者です。
ツイッター軟式革命 | |
吉川 漂
グリーンキャット 2010-08-10 おすすめ平均 |
本の感想はまた、別途としまして。
いわゆる、「Twitterをどうビジネスにいかすか?」のような、巷にあふれるTwitterセミナーとはことなり、それぞれの企業がどう取り組んでいるか、事実を淡々と収集したうえで、受け取る私たちはいろいろなことが見えてくると思います。
「「OKWaveのtwitter戦略 ? ソーシャルメディアの戦略的包括的かつ局地的段階的刺激的情熱的短絡的あらまぁ素敵活用で、目指せトップオブマインド!ブランド好感度向上!千客万来!OKWave!!!あれこれ頑張って、最終的に20,000人のフォロワーと心をひとつにする方法? 」」
株式会社オウケイウェイヴ 武内一矢氏 @okwave
タイトル長い(笑)
OKwaveさんの取り組みがご紹介されました。
が、スライド左下の「社外秘」がウケまして、以降「社外秘」は密かに第2タグ状態になりました。
「東急ハンズのツイッター活用?コレカモさんが生まれるまで」
株式会社東急ハンズ 本田浩一氏 @Tokyuhands
「テバ(じゃない)」愛称のハンズさん。
スタート時点からの壁、路線変更、現在にいたるまでの工夫のご紹介でした。
Twitter活用がさらに一歩進んでできた
コレカモネット
以外にずれたようなずれないようなお返事がウケていてるのが面白かったです。
「小さなお店のツイッター繁盛論」
レストラン豚組 中村仁氏 @hitoshi
Twitterのお話ではなく、急きょKiznaのデモになりました。
開発側からのツールではなく、利用者が必要と思ったできたツールなので、かゆい所に手が届くというか、これがほしかったんだ機能が、今後、Twitterの商用利用に役にたつ機能満載と思います。
「ぜびこのツイッターレポート」
ゼビオ株式会社 斎藤とも子氏 @XEBIO_Co_Ltd
かねがね弊社のぴーたんから話をきいていたので、生ぜびこさんとお会いできて良かったです。
軟式。企業が導入するのには、たしかに、理解をいただくまで大変な場合もあるかと思いますが、お客様との信頼関係の構築や、企業側の対応なと、ぜびこさんから気持ちが伝わり、よいお話でした。
「ツイッターの効果」
テーブルマーク株式会社 末広栄二氏 @KATOKICHIcoltd
有名なカトキチ部長さんですが、さすが、なれていらっしゃるので、話ももっていきどころが上手でした。
お客さまからの反応をスーパールートの話で聞くのか、twitterで聞くのかの違いなども具体的で、なるほどと思うところが多くありました。
パネルディスカッション
「中の人トーク 企業ツイッターの到達点と課題」
斎藤とも子氏(ゼビオ株式会社) @XEBIO_Co_Ltd
本田浩一氏(株式会社東急ハンズ) @Tokyuhands
高橋祐人氏(株式会社内田洋行) @3dilab
冨永順子氏(株式会社コーリン色鉛筆) @colleen_pencil
吉川漂氏(早稲田大学)
上記に加え、スルガ銀行さん@surugabankも参加されていました。
ただでさえ、大手企業はネットでの情報発信に大変気を使い、「Twitterなんて何かあったらだれが席に取るのか?
まして、Ustreamなんてもってのほか」な話をよく聞きます。
が、銀行などの堅い業種である、スルガ銀行さんの取り組みは、非常に評価されると思います。
懇親会
私より、以前から軟式アカウントの方々と面識のあるぴーたんに皆様をご紹介していただき、初めて中の方とお話することができました。
私のところでも、業務的に、他社さんやその他オフィシャルアカウントの管理や、企画プランニングを行っているので、「こういうのは注意しないとね」のような話でも盛り上がりました。
基本的にはやはり、信頼関係なので、Twitterの対象がBtoBだろうが、BtoCだろうが、そこは変わらない部分だとおいます。
また、吉川氏ともお話させていただきましたが、リスクを恐れるあまりに、アクションが遅くなると、結果的に何もできない、後手に回ることになってしまうのは、非常に残念。
リアルでも、ネットでもいっしょで、ごまかさない、真摯な態度で対応する姿勢が、相手からの評価に結び付くのでは。
全体に
みなさんの共通のひとことで出てきた言葉で
「数値化できない効果」
というのがありました。
数字を出せば、上司や顧客に説明しすいのですが、特に軟式の場合、数値化できない部分が多く、それこそ、tweetでみなさんのたくさんの声が、数値にかわる効果ではないでしょうか。
追加
今回の会場の内田洋行さんのプレゼンルームは非常に素晴らしいところでした。
ときどき、非常に価値のあるセミナーをUstream配信しているそうなので、チャックしてみるとよいと思います。
当時の録画