『サイト設計の切り札「ペルソナ」開発工程を体験!』

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『サイト設計の切り札「ペルソナ」開発工程を体験!』


Web担当者Forum × CSS Nite「実践ワークショップ」
第2回『サイト設計の切り札「ペルソナ」開発工程を体験!』

に参加してきました。


井登 友一(いのぼり・ゆういち)さん
株式会社大伸社 m.c.t.インタラクティブ
チーフコンサルタント
によるペルソナの解説とワークショップです。
実際の工程の本当に短縮バージョンになった、キットを使用しての体験。
使用したキット
IMG_0537n.jpgのサムネール画像
完成しつつある状態。
右部分にまとめてきます。
IMG_0538n.jpgのサムネール画像
実際にやってみて、大量のエレメント(言葉)を前にして漠然としていた人物像が、作業の過程で顔を持ち始め、矛盾がないように見えてくるのがびっくり。
最終的には、男性の好みまで妄想が膨らんでいました。
但し、注意点として、データ上にないことは、出してはいけないので、妄想は妄想の範囲内で。
これまで疑問に感じていたいくつかの点について、明確になった部分があります。
◎ペルソナに正解はない。
トライエンドエラーであるので、実際つくったペルソナがブレていなければ、効果もあるが、うまく使用できない場合は、どこかに問題点があるはずなので、それを精査していく必要がある。
時間とともに、年をとる、環境に影響されてることなどもあるので、チェックは必要
◎目的を明確にしておくこと
1誰のために
2調査のデーターの解釈が異なる
3ユーザーの求めるもののイメージ
4複数から搾るゴール
仮説の精度が高まる
◎やってはいけないこと
ピンぼけ:目的をフォーカス なんでもつかるペルソナはなし
疑わしい:思い込みは駄目 徹底的調査 まよったときに立ち戻れるように
都合がいい:時間、事情のしがらみにひっぱられる
月並み:インプットが少ない ブログ、こみゅなどからもってくる
味わい深い経験は味わえない。普通の人
どんな普通の人でもストーリーをもっている
普通の人のふつうの行動が深い
作り話はしてはいけない
◎ペルソナの正解について
正解はないので
意志決定されて合意のもとにできたらそれでよいので
決定事項から

検証

仮設検証、仮設検証
の繰り返しになる
◎制度をあげる方法
クオリティの高い調査
エッセンスの抽出
個々ののエレメント(言葉)分類のフレームワークはない
カテゴリの想定から発見があるときがある
エレメントに対して、なになにを意図しているとかコメントを書く
きちんと経験軸をちゃんとみれているかどうかで分かれる
ある程度、早い段階で見えてくる
また、インタビュー時には、別の言葉の言い換え、表情までチェックを行い、より精度の高いエレメントを集めることも重要ポイント
インタビューの段階、エレメントのカテゴリわけについての、技術、ノウハウの蓄積は必要でありましすが、これを、実際取り入れるとすると、プロトタイプでの検証を行うのがよいとのお話でした。
また、インタビューの質問内容、エレメントのカテゴリわけについても、目的と時間軸(Before、During、After)、ゴール軸(長期、行動、感情)を念頭においてとのことです。
本格的に導入となると、かなりコストがかかりますが、ケースバイケースでいろいろな場面で、導入できる要素があるのではと思います。


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